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町工場社長の資金調達日記 – ファクタリングで変わった経営

埼玉の町工場を経営する社長が、ファクタリングとの出会いで変わった日々を率直に記録。資金繰りの悩みから解放され、攻めの経営に転換した実体験を包み隠さず発信します。

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2回目のファクタリング – 今度は手数料4%で成功

Posted on 2025年9月11日2025年7月29日 by 山田太郎

いやー、どうも。
川口で小さな町工場をやってます、山田です。

このブログでは、俺みたいな中小企業のオヤジが日々の経営で感じたこと、特に資金繰りの話を正直に書いてます。

実はこの前、2回目のファクタリングを利用したんですよ。

去年の夏に初めて使った時は、正直言って「手数料6%は高いな…」ってのが本音でした。
でも今回は、その経験を活かして、なんと手数料4%で資金調達することに成功したんです。

今日は、どうして2%も手数料を下げられたのか、初回の反省から何を学んだのか、町工場の親父としてのリアルな体験を包み隠さずお話ししようと思います。

関連記事:手数料6%は高い?安い?町工場親父の正直な感想

目次

  • 1 ファクタリング再利用のきっかけ
  • 2 業者選定のポイントと変化
  • 3 実際のファクタリング内容
  • 4 経営への具体的な効果
  • 5 初回との違いと学んだこと
  • 6 今後の資金調達戦略とファクタリングの位置づけ
  • 7 まとめ

ファクタリング再利用のきっかけ

年末賞与支払い目前の資金繰りプレッシャー

年末っていうのは、経営者にとって一年で一番胃がキリキリする時期かもしれませんね。
うちみたいな小さな会社でも、従業員には1年間の感謝を込めて、賞与はきっちり満額払ってあげたい。

それが親方としての責任だし、従業員のモチベーションにも繋がりますから。

ただ、分かってはいても、毎年この時期のキャッシュの準備は本当に大変なんです。

材料費の高騰と受注のタイミングが重なった

それに加えて、今年は材料費の高騰が本当にひどい。
鉄もアルミも、去年の今頃とは比べ物にならないくらい値上がりしてます。

そんな時に限って、ありがたいことに大口の注文がドカンと入ったんですよ。
嬉しい悲鳴とはまさにこのことで、先に支払う材料費が結構な額になっちゃったんです。

「このチャンスは絶対に逃したくない。でも、手元の資金だけじゃ賞与と材料費の両方は厳しい…」

まさに、そんな板挟みの状態でした。

銀行融資の遅れと現実的な選択肢の検討

もちろん、最初に頭に浮かんだのはメインバンクからの融資です。
長年の付き合いだし、担当者さんにもすぐ相談しました。

でも、やっぱり銀行の審査って時間がかかるんですよね。
「早くても入金は年明けになります」って言われて、こりゃ間に合わないなと。

そこで頭に浮かんだのが、去年の夏に一度使ったファクタリングだったんです。
正直、初回の印象は「助かったけど、高い」でした。
でも、背に腹は代えられない。

今回はもっと上手くやれるんじゃないか?
そう思って、もう一度ファクタリングの扉を叩くことに決めたんです。

業者選定のポイントと変化

「安さ」より「信頼」と「スピード」重視へ

初回の業者選びは、正直なところ、手数料の安さばっかり気にしてました。
ネットで検索して、一番安そうなところに飛びついた感じです。

でも、今回は違います。
一度経験したからこそ分かったんですが、本当に大事なのは手数料の数字だけじゃない。

  • 本当に約束通りのスピードで入金してくれるのか?
  • 担当者は親身になって相談に乗ってくれるか?
  • 契約内容に分かりにくい点はないか?

こういう「信頼」の部分が、心の安心に繋がるんだなって痛感したんです。
安かろう悪かろうじゃ、結局こっちが不安になるだけですからね。

複数社への相談と比較

今回は反省を活かして、3つのファクタリング会社に声をかけました。
そして、それぞれの会社に同じ条件を伝えて、相見積もりを取ったんです。

比較したポイントは、主にこの3つです。

  1. 手数料の見積もり:もちろん、安いに越したことはないですからね。
  2. 入金までの日数:今回は賞与の支払日が決まっていたので、スピードは絶対条件でした。
  3. 担当者の対応:電話での話し方や、質問への回答の的確さ。ここ、意外と大事です。

こうやって比較すると、各社の違いがはっきり見えてくるんですよ。
手間はかかりますけど、これは絶対にやった方がいいですね。

今回選んだ業者の決め手とは?

最終的に一社に絞ったんですが、その決め手は担当者の人柄でした。
手数料も2番目に安かったし、スピードも申し分なかった。

でも、それ以上に心に響いたのは、電話口でのこんな一言だったんです。

「山田社長の状況、よく分かります。うちも中小企業の資金繰りを支えるためにやってますから。年末の賞与、従業員の皆さん喜ぶといいですね。」

この言葉に、なんだかグッときちゃって。
ただのビジネスじゃなくて、うちの会社の状況をちゃんと理解しようとしてくれてる。
この人なら信頼できるな、って思ったんです。

実際のファクタリング内容

利用金額・手数料・入金スピード(具体的な数字)

今回のファクタリングの具体的な内容は、こんな感じでした。
初回と比較できるように、表にまとめてみますね。

項目今回(2回目)初回
利用金額800万円800万円
手数料4%(32万円)6%(48万円)
入金スピード申込から3営業日申込から4日
契約形態2社間ファクタリング2社間ファクタリング

見てくださいよ、この手数料の違い。
同じ金額を調達したのに、コストが16万円も安くなったんです。
うちみたいな町工場にとって、この16万円は本当に大きいですよ。

申込から入金までの時系列体験

今回は2回目ということもあって、手続きは本当にスムーズでしたね。

  1. 1日目(月曜):午前中に電話で相談。午後に必要書類をメールで提出。
  2. 2日目(火曜):審査結果の連絡。手数料4%の提示に、思わず「本当ですか?」って聞き返しちゃいました。
  3. 3日目(水曜):契約手続き。夕方には指定口座への入金を確認。

初回の時みたいな「本当に大丈夫かな…」っていう不安が全くなかったです。
担当者さんとの信頼関係ができてたのが大きいですね。

今回のスムーズさと安心感

やっぱり、一度経験してるっていうのは大きいですね。
必要な書類も分かってるし、手続きの流れも頭に入ってる。

何より、担当者さんがこっちの状況を理解してくれてるっていう安心感が、初回とは全然違いました。
ただお金をやり取りするだけじゃない、こういう人の繋がりが、結局は一番大事なんだなって改めて思いました。

経営への具体的な効果

安心して賞与を全額支給できた

おかげさまで、従業員全員に約束通り、満額の賞与を支払うことができました。
「社長、ありがとうございます!」って若い連中が嬉しそうに言ってくれるのを見ると、こっちまで嬉しくなります。

この笑顔を守るために、俺は頑張ってるんだなって。
本当に、親方冥利に尽きますよ。

急ぎの材料仕入れが滞りなく実施

賞与の心配がなくなったことで、大口受注のための材料仕入れも、ためらうことなく実行できました。
もし資金が足りなくて材料の購入が遅れてたら、納期に間に合わなかったかもしれない。

チャンスをしっかり掴めたのは、ファクタリングで迅速に資金を準備できたおかげです。
まさに、守りから攻めへの一歩を踏み出せた瞬間でした。

「親方としての責任」を果たせた実感

経営者って、孤独な時もあります。
資金繰りの悩みなんて、従業員にはなかなか言えないですからね。

でも、今回こうやって無事に年末を乗り越えられたことで、「親方としての責任を果たせたな」っていう実感を強く持つことができました。
この自信が、また来年頑張るための力になります。

初回との違いと学んだこと

手数料6%→4%へのコスト改善

やっぱり、一番大きな学びはこれですね。
同じファクタリングでも、業者選びと交渉次第で手数料は大きく変わる。

初回は緊急事態で焦ってたけど、今回は落ち着いて比較検討できたのが勝因だと思います。
この2%の差、16万円っていうのは、まさに「学びの対価」ですね。

信頼できる業者との継続的関係

良い業者さんと一度関係を築けると、次もすごく頼みやすくなります。
うちの会社の状況も分かってくれてるし、話が早い。

これって、うちが普段から取引先との信頼関係を大事にしてるのと同じことだなって気づきました。
商売は、結局は人と人との繋がりなんですよね。

「慣れ」ではなく「学び」の積み重ね

2回目だからって「慣れ」でやるんじゃなくて、初回の反省を活かして「学ぶ」姿勢が大事なんだなって痛感しました。

  • なぜ初回は手数料が高かったのか?
  • もっと良い条件を引き出すにはどうすればいいか?
  • 業者さんは何を基準に手数料を決めているのか?

こういうことを自分なりに考えることで、ただ利用するだけじゃなく、経営のスキルとして身についていくんだと思います。
いやー、本当に勉強になりました。

今後の資金調達戦略とファクタリングの位置づけ

攻めの経営を支える「柔軟な資金調達ツール」

今回の経験を通じて、俺の中でのファクタリングの位置づけが大きく変わりました。
もう「緊急時に使う最後の手段」じゃない。

むしろ、「攻めの経営をしたい時に使う、柔軟な資金調達ツール」ですね。
大口の受注とか、新しい設備投資とか、チャンスが来た時にすぐ動けるための武器、みたいなもんです。

銀行融資との併用で安定感アップ

もちろん、これからもメインバンクとの付き合いは大事にしていきます。
金利が安い銀行融資は、やっぱり経営の基本ですから。

長期的な設備投資は銀行融資でじっくり。
短期的なつなぎ資金や、急なチャンスにはファクタリングでスピーディーに。

この二つを上手く使い分けることで、うちみたいな町工場でも、経営の安定感が格段にアップするはずです。

「保険料」としての手数料の納得感

確かに、ファクタリングには手数料がかかります。
でも、そのおかげで掴めるチャンスや、守れる信頼がある。

そう考えると、この手数料は単なるコストじゃなくて、未来への投資。
事業機会の損失を防ぐための「保険料」みたいなもんだと、今は心から納得しています。

まとめ

いやー、今回も長々と話しちゃいましたね。
最後に、今日の話をまとめておきます。

  • 2回目のファクタリングは、初回よりずっと有利な条件で利用できる可能性がある。
  • 業者選びは「安さ」だけでなく「信頼」と「スピード」を重視すべし。
  • 複数社を比較検討する手間を惜しまないことが、コスト削減に繋がる。
  • ファクタリングは、銀行融資と併用することで「攻めの経営」を支える強力な武器になる。

ファクタリングって聞くと、まだ「なんだか怖い」「最終手段」ってイメージがあるかもしれません。
でも、俺がこの身をもって体験したように、正しく理解して上手く使えば、俺たちみたいな町工場の経営を助けてくれる、本当に心強い味方になってくれるんです。

この記事が、昔の俺と同じように資金繰りで頭を悩ませている社長さんたちの、何かのヒントになれば、こんなに嬉しいことはありません。

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